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ファイナンシャルプランナーの福田稔也です。
数か月前に円安の話をしていますが
さらに円安が進んでいます。
今後は150円とか155円とかにまで迫るという
論調も出ていますが、一体どうなるのでしょうか?
本日は今後の円安や為替介入についてお話しようと思います。
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為替介入とこれからの外貨保有についての心の持ち用
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●円安がますます進行している
現在円安が進んでいます。
10月17日の外国為替市場で円相場は一時1ドル=148円89銭をつけ、
32年ぶりの円安水準を更新しました。
32年前といいますと1990年。
バブル期の後半ごろの話なんですね。
為替相場は、さまざまな経済情勢を反映して変動するのですが、
今の急速な円安の背景にあるのが日米の金利格差です。
アメリカは急激なインフレを抑え込むため、大幅な利上げを実施しています。
一方で日本は経済の悪化を避けるために金融緩和を続けているため金利は
一向に上がりません。
そうなりますと円を持っていても金利はほとんどないためアメリカドルを
買おうという動きになるのは当然の流れというべきでしょう。
●為替介入とは?
この急激な円安が実体経済において好ましくないと判断されたときに政府が
為替介入を行うことがあります。
為替介入とは、為替レートの過度な変動を防ぐ目的で各国の中央銀行
(日本であれば日銀)が行う通貨取引のことを言います。
今回為替介入を行ったと発表したのが9月22日でドルを売り円を買うという取引
を行いました。
こうすることで一時的に円高に振れて、1ドル140円近辺にまでなったのですが、
その後も円安局面は変わらず、現在まで続いている状況になっています。
1ドル150円が見えてきたところですので、
再び為替介入するのでは?とも囁かれていますが、その影響はあまり大きくない
とも言われており状況を注視する必要がありそうです。
●今ドルを買うべきかどうか?
ではこのような円安局面において、
我々個人レベルとしてどのような行動をとるのがよいのでしょうか?
今年の年初は1ドル110円近辺で推移していたため、
今のドルはかなり高いという気持ちになりますが、その当時はドルの金利も
高くありませんでした。
しかしながら現在は市場に出ているドル建ての商品を見ても3%とか4%とかの金利を
出している商品もあり、その金利が魅力でさらにドルを購入する人が増えて
いるともいえます。
ですので非常に高く感じるドルではありますが、その金利をうまく活用できれば
自分自身の資産を増やすことも可能になるのもまた事実です。
長期的な視点で考えてみても今後日本円だけ保有しているのはリスクでもありますので、
今ドルを保有していない人はドルを持つことも考えてみてもいいかもしれません。
●円安になっても安心できるように準備
現在は急激な円安になっており、一般の人も注視するようになっています。
そして実体経済に悪影響が出てると感じている人が多いのも事実ですね。
日本は輸入に頼る国です。
食料品なども値上げが続き、燃料コストも上がっています。
円だけを持っていると実質的に価値が下がっているのは
今回の件でよくわかった人も多いのではないでしょうか?
逆にドルを以前から持っている人は安い時に買ったドルの資産が増えていますので、
大きく資産を増やしている人も多いと思われます。
やはりこれからの時代は分散投資という意味も込めて海外資産も持っておいた方が安心
だと考えます。
本日は以上です。
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