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おはようございます、宮本です。
最近企業や組合などの団体から依頼されるセミナー内容で
要望が多いのが資産運用についてです。
特に、セミナーの内容には
来年から新たな仕組みになる新NISAとiDeCoについての概要や
資産運用の重要性について話してほしいという要望をいただきます。
政府が今推進している「資産所得倍増プラン」の概要の中に
7本柱の取組み
というのがあるのですが、その中に
・雇用者に対する資産形成の強化
というのがあります。
こうしたこともあり、企業などが雇用者に対しセミナーや研修をする機会が
増えつつあるのだと思います。
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今の100万円は10年後も同じ100万円の価値ですか?
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先月、4月21日に総務省統計局から
2020年基準 消費者物価指数 全国 2023年(令和5年)3月分が公表され
ました。
総合指数は2020年を100として104.4
前年同月比は3.2%の上昇
です。
例えると、昨年まで1,000円で購入できていたものが
1年後の同じ月は1,032円を出さないと購入できないという事です。
物やサービスが値上がりしているので、この指数と同等以上に生活者の
給与なり収入が上昇していかないと実質生活は厳しくなってしまいます。
この消費者物価指数が、毎年のように上昇していったらどのようになるで
しょうか。
日本銀行の物価目標は+2%です。
つまり総合指数が3.2%の上昇という事は日銀の目標は達成しているという事
ですね。
それに対して皆さんが銀行や郵便局に預けている預金金利は
2023年5月現在の大手都市銀行の定期預金金利は0.002%です。
0.002%という事は、1年間100万円を預けていたら利息は20円ということですね。
実際には源泉分離課税で税金が約20%がとられるので16円増えたということに
なります。
預金金利も消費者物価指数と同じような指数で上昇してくれれば
預金しているお金の価値も変わりませんが、預金金利だけがこのまま限りなく
ゼロに近い金利のまま変わらないと貯金したお金の価値は下がっていくことに
なります。
これまでのデフレの世の中の元ではお金が増えなくても貯金や預金に預けることが
安全でしたが、これからもインフレに進んで行くことを前提とすると
郵便局や銀行預金に預けたままにしていると資産価値が目減りするということも
知っておく必要があります。
仮に今、100万円があるとします。
毎年2%ずつ物価が上昇し続け、貯金や預金金利は0%のまま推移したとして
100万円は将来はどれくらいの価値になるか計算をしてみましょう。
1年後 98万円
2年後 96万円
3年後 94万円
4年後 92万円
5年後 91万円
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10年後 82万円
10年後で見た場合、手元にはお札の枚数としては1万円が100枚あっても
資産価値としては今の82万円の価値になるという事になります。
そうなるとリスクを取らないで、預貯金に預入していたことが
世がインフレで預入金利が連動して上がらなければ資産を減らしてしまう
事になる。
だから、投資をしましょう!
というのも嫌ですが、こうした現状を知った上で
自分はどう判断し、行動していくかが大切です。
自分の判断の元、動かないなら動かない。
動くと決めたら、速やかに動く。
というのも、お金を増やす要素の中に「時間」というものがあります。
投資できる金額は、人それぞれですが「時間」はお金がある人、無い人にも
平等です。
せっかくだったらこの「時間」だけでも味方につけない手はありません。
政府は投資の環境を整えてきています。
どうせならせっかく作られた環境を上手に使いこなしていきたいものです。
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