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おはようございます。
いよいよ今年も残り僅かになってきました。
来週はクリスマスですね。
今年も家族でお祝いすることになりそうです。
クリスマスが終わるとお正月。
年末年始は家族で過ごす時間を大切にしたいですね。
来年も皆さまにとって良い一年となりますように。
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◆◇成年後見制度とは？成年後見人の最初の仕事◇◆
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成年後見制度を活用し、
成年後見人として選任されたら、
本人に代わって財産管理や身上監護を行い、
定期的に家庭裁判所へ報告するなどの
事務を行います。
今回は、成年後見人として
最初にする仕事についてご紹介します。
成年後見人に選任されたら、
ご本人の資産や収入、
支出の状況についての
調査を行います。
これは、ご本人の財産を
適正に管理するためには、
財産の状況を正確に
把握していなくてはならないためです。
銀行や保険会社などの金融機関へ問い合わせて
資料を揃えるなどして、
ご本人の財産状況についての調査を行います。
後見人以外の親族等が、
ご本人の預金通帳などを管理している場合は、
それらの管理者から預金通帳等を引き継ぎ、
以後は後見人がそれらを管理することとなります。
預貯金の管理は、
必ずご本人の名義の口座で行います。
後見人自身の名義で管理することは
許されていません。
ただし、頻繁に使用する口座については、
預貯金の名義を
「成年被後見人（ご本人の氏名）
成年後見人（後見人の氏名）」
とすることによって、
管理上の不便を解消することができます。
次に、調査した結果をもとに
ご本人のために
「財産管理計画」を作成します。
成年後見人は、ご本人のために
その財産を適正に管理する
という責任がありますので、
ご本人の資産や収入に応じて
適正な支出をしなければなりません。
そのため、事前に財産管理計画に基づき、
定期的な収支について把握しておく
必要があります。
定期的な収支とは、
年金や生活保護といった収入の状況と、
食費や住居費、光熱費、医療費、
社会保険料、税金といった支出を指します。
定期的な支出以外の一時的な支出
（災害による住居の修繕費など）は、
その支出が本当に必要か、
適切な金額なのかどうかなど、
慎重な判断が求められます。
「財産管理計画」を作成したら、
その内容を「財産目録」と
「収支予定表」にし、
その内容を証明する書類とともに
家庭裁判所に提出します。
「財産目録」には、
ご本人の資産と負債について記載します。
「収支予定表」には、
定期的な収入と
定期的な支出を記載します。
ご本人の資産には、
預貯金や有価証券、不動産、
保険金、現金等を明記します。
負債については、
住宅ローンやその他の借金について記載します。
財産目録と
収支予定表の内容を証明する資料としては、
預金通帳や保険証書の
コピーなどを添付します。
家庭裁判所への報告のほかにも、
金融機関や病院、介護施設等へ
成年後見人に選任されたことを通知し、
以後はご本人に代わって
成年後見人が財産管理と身上監護を
行うことを知らせておくことも必要です。
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