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ファイナンシャルプランナーの福田稔也です。
本日は約1年ほど続いていますドル円の為替の動きについて
お話いたします。
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GWに円安が大きく進む
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先月4月28日夕方以降、ドル円の為替がプラス2円以上の円安に振れました。
あまりピンと来ないかもしれんせんが、短時間で2円の変動というのは大きな
動きになります。
その変動の原因とされるのが、
新日銀総裁の植田氏が就任後初の金融政策決定会合後に開いた記者会見と
言われています。
この時にどんな記者会見をしたかと言いますと
「大規模な金融緩和策を維持する方向」
と発表されました。
わかりやすい言葉でいうと、現在も続いている低金利政策を続行する、
ということになります。
ファイナンシャルプランナーの仕事をしていると
こうしたニュースで、為替というのはいとも簡単に上下することは知っています
が一般の方はそこまで意識されていないと思います。
●過去のドル円チャート
それではここでドル円の為替チャートを振り返ってみましょう。
ここ最近30年くらいの1990年以降は1ドル75円から150円の範囲で推移しています。
日本円で生活する私たちは、1ドル75円で買って150円で売ると利益が大きくなり
ます。
逆に1ドル150円で買って75円で売ると損失が大きくなり、
円が半分になるということです。
過去最大の円高としては今から約12年前の2011年10月31日の1ドル=75円32銭が
あります。
そして逆にここもと大きな円安としては昨年11月頃に152円ほどまで行きました。
ここで円安がある程度落ち着き、その後は130円から135円あたりを推移している
状態になっています。
将来的に為替がどうなるかの予測は不可能ですが、
過去の長期的な為替の推移を確認することで、現時点でどのあたりにいるのか
見ることができると思います。
●外貨預金や外貨建て保険はするべき?
ではドルの高金利の時代に外貨預金や外貨建て保険に加入した方がよいのでしょうか?
それには余裕資金で始める方がいいと思います。
為替レートというのは生き物で、過去30年の期間では、1ドル75円から150円で推移
していると話しました。
つまり今後も為替は変動する、ということを肝に命じておくべきだと考えます。
円高になる時もくるだろうし、円安になることもあるということです。
そのことを理解さえしていれば、為替のリスクをできるだけ抑えることも可能に
なってきます。
●信頼できるアドバイザーを持とう!
資産を増やしていこうと考えるときに、
今の高金利な時に外貨建て資産を持つことは悪いことではありません。
重要なのはその加入したタイミングと売り時を間違えないことだと考えます。
それを可能にするにはやはり長期的な戦略が必要になってくるでしょう。
どの時期にいくらで購入したかをわかっており、
ダメな時には放置する余裕があれば外貨建てのリスクはかなり低減できます。
そのために信頼できるFPなりアドバイザーを持つことは有効な手段になる
でしょう。
今月は以上です。
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