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「自分のお葬式代を運用額に充てる」という発想【FP花園メルマガ】<2021年2月3日号>

2021/2/3  【メルマガ一覧へ戻る

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おはようございます、宮本です。

 

コロナ禍ではありますが、ここにきてお金の運用についての
問い合わせが増えてきています。

 

相変わらず銀行に預けていてもお金は増えないし、
どう考えても景気が良いとは思えないのに株価はバブル以降の
最高値を更新したりといったいどうなっているの?

 


と思っている人も多いのではないでしょうか。

 

だからと言ってリスクのある商品を選ぶには抵抗ある
という人に向けて運用の考え方のひとつとして
今日はお話しをしたいと思います。

 


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「自分のお葬式代を運用額に充てる」という発想

 

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変額一時払い終身保険というと、

 

FPが選ぶ、買ってはいけない商品の代表格といっていいでしょう。

 

では何故、FPが買ってはいけない商品と挙げる理由は
いくつかあると思いますが、

 

最大の理由は、投資信託に比べ

 

手数料が高いから

 

というのが一番の理由と思います。

 

今は投資信託もノーロードタイプ(購入手数料がかからない)の
商品ラインナップが充実してきており、こうした商品を選択した方が
変額一時払い終身保険よりも手数料が控除されない分、運用部分に
お金が回るので運用成果が反映されやすいということが主な理由です。

 


私も、まさにその通り!

 


と思います。

 


では、なぜ私が変額一時払い終身保険を人によっては推すのかというと、
それは手数料が安い、高いだけではない理由があるからなのです。

 


■「自分のお葬式代を運用額に充てる」という発想


値動きのある金融商品を購入した経験がない人が、
こうした商品購入するには心理的なハードルがあると、
これまでの相談経験から私は感じます。

 

本当は少額でも一度購入してみれば、実際に自分の購入した商品の
運用成績を見たり、日常の株価や為替相場、ニュースをより
意識して見るようになるので株価も為替も今までは、
他人事だったのが自分にも関わることだとなれば
金融リテラシーの面でも随分と意識が変わります。

 


そうなれば、

 

「こういう時には商品価額が下がって、こういう時には上がるのか」

 

と、体感できれば変額商品の免疫が付くと言えば良いのか、
余程最初の購入商品が大損とならなければ次回購入する時の
心理的ハードルは最初ほど抵抗は無くなると思います。

 


「自分のお葬式代を運用額に充てる」

 


というのは、これは現時点での年齢と預貯金額にもよるのですが、
生きている間にすべての現金を使い終えて死ぬという考えの
持ち主でなければ自分の葬儀(整理)費用くらいは残しておこうと
考える人は多いのではないでしょうか。

 


その額が200万円なのか300万円なのかそれ以上なのかは置いといて、
つまりこの金額は変額商品に置き換えていなければ、現在は
現預金による整理資金なので、死ぬまでは手を付けない
塩漬けのお金となるわけです。

 


だったら、

 


この金額を変額一時払いの終身保険に充てたらどうでしょう

 


というのが私の考えになります。

 


一時払いの変額終身保険にはいろいろなタイプがあるので、
ここでは特定の商品についての説明はしないですが
イメージとしてお伝えします。

 

まず、保険なので死んだときには支払った保険料相当額が
指定した受取人に支払われます。
(運用によって増減はあるが、預け入れた保険料相当額は
保障する保険商品がある)

 

なので、自分が亡くなった場合に葬儀を取り仕切ると
考える人に受取人にしておきます。

 


保険という形になっているので、遺産分割協議書の
対象外となるので保険会社に保険金請求をすれば、
書類に不備が無ければ1週間程度で受取人の元へ
お金が受け取れます。

 

実務的な話ですが、一人の判断で手続きができるという機能は
これが結構大きかったりします。

 

また、加入した時は保険会社と証券番号の控えを
受取人(一般的には家族)に分かるようにしておくと良いです。

 


変額一時払終身保険には目標設定機能というものが
付いているものもあり

 

入金した金額に対して

 


110%


120%

 


など、目標に到達した時点で運用をストップしてその後は
その到達した金額を据え置くことができるタイプのものもあります。

 

変額一時払い終身保険という商品の特性上、
運用益が50万円以下であれば一時所得扱いとなり、
同時期に他に一時所得がなければ税金はかかりません。

 

なので、目標到達(ノックアウト)したら保険会社に受取の請求を
して預入額と変額部分の運用成果で増えた金額の合計を
受け取れば良いのです。

 


目標到達後は時期にもよりますが、増えた金額は避けておいて
原資になった金額をまた入りなおすのも良いでしょう。

 

運用の事を第一に考えるのであれば、複利効果を考えて
増えた金額を差し引いて、また入る直すのは非効率と考える人が
いるのはもちろん知っていますが、こうした機能にメリットを
見出す人がいるのも事実です。

 


某保険会社のパンフレットに書いてある平均目標到達迄の期間は
目標設定が110%だと、3年3か月と書いてある保険会社もあります。

 

実際にこの商品を購入した人では、実際に3年4か月で到達した人も
いたので満更適当な数字でもないようです。

 

ただし、目標到達をしないままで終わることもあるので最悪は
死亡時に保険金で受け取ってもらうこともあるということを
忘れに様にしましょう。

 

こうした考え方、発想ができれば、塩漬けになっている
お金を活用することもできると思います。

 

年齢が若かったり、自分のお金は自分が生きている間に
使い切るという人にとっては今一つと思うかもしれませんが、
こうした考え方もありだと思います。

 

確かにノーロードの投資信託に比較すれば、
一時払い変額保険の方が商品購入者が支払う手数料は高いし、
ノーロードの投資信託を使って同じように適当な時期に
解約すればもっと効率的に運用成果を得られるかもしれません。

 

ただ、いつになったら運用のゴールとするという事を決めることが
できない人にとっては初めからゴールを決めてある目標設定と死亡時の
保険金受取という機能は結構つかえると思うのですが
こうした考え方はどうでしょうか。

 

 

 

 

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