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ファイナンシャルプランナーの福田稔也です。
若い世代を中心に長期分散投資が広く認知されるようになってきました。
その中でクレジットカードで決済できる投資が数多く登場してきています。
現在クレジットカードを利用して投資信託を購入できる方法について
今日は話していきましょう。
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どこのカード会社とネット証券が有利?
クレジットカードを利用した投資信託の積立でポイント獲得について
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●クレジットカード積立について
ここではクレジットカードを利用しての積立をクレカ積立と呼ぶことにします。
このクレカ積立は、クレジットカードで投資信託や株などの金融商品の購入を
行うことを言います。
現在は10社ほどクレカ積立を行うことができますが
積立の限度額は毎月5万円が上限というのが一般的となっています。
ではどうしてクレカ積立がここまで注目されるようになっているのでしょうか?
その理由としてあげられるものが、ポイントが貯まるということになるでしょう。
従来のように口座から引き落としされてもポイントは貯まりませんが、
カードで決済すればポイントが貯まる仕組みになっているからです。
ではおすすめできるクレカ投資を具体的に説明していきましょう。
●三井住友カード×SBI証券
まず最初にご紹介する組み合わせは三井住友×SBI証券の組み合わせになります。
三井住友カード積立をするには、SBI証券の口座開設に加えて、
三井住友カードを保有しておく必要があります。
積立することができるカードは10種類以上ありますが、
カードによって還元率が変わるため、選び方によって貯まるポイントが大きく
変わります。
いわゆる一般カードと呼ばれる三井住友NLのカードだと0.5%、
ゴールドNLの場合で1%、そしてプラチナプリファードという年会費が33000円する
カードの場合は5%という非常に大きな還元率が付与されます。
5%の還元率で月間5万円の投資をした場合毎月2500ポイントもらえますので
年間3万円分のポイントをもらえます。
これだけで年会費がほぼペイできる状況になりますので投資を真剣に考えている人に
とっては非常に魅力的なサービスだといえるでしょう。
ゴールドNLの場合でも1%付与で条件によっては年会費も無料で持てますので
おすすめできる組み合わせとなります。
ちなみに私はプラチナプリファードのカードで投資をしております。
●楽天カード・キャッシュ×楽天証券
次にご紹介するのが、楽天グループでのクレカ積立です。
この組み合わせは、投資信託銘柄の代行手数料
(信託報酬のうち販売会社が受け取る手数料)によって、ポイント還元率が異なります。
具体的には、代行手数料が年率0.4%以上の銘柄は決済額の1.0%、
年率0.4%未満の銘柄は決済額の0.2%のポイントが獲得可能となっています。
楽天カードで毎月5万円の積み立てを行った場合は、
代行手数料が年率0.4%の銘柄で年間6,000ポイント(5万円×12ヶ月×1.0%)、
年率0.4%未満の銘柄で年間1,200ポイント(5万円×12ヶ月×0.2%)が貯まります。
ただ信託報酬の代行手数料を低い銘柄に投資している人が多いことから、
0.2%の還元率と考えるとSBI証券に比べると見劣りします。
そこでもう一つの方法が楽天キャッシュを使った投資方法になります。
楽天キャッシュは楽天経済圏で利用できるオンライン電子マネーです。
楽天キャッシュを利用した投資信託の積み立てでは、
楽天カード → 楽天キャッシュへのチャージで0.5%の還元率に上がります。
私も現在はこの方法を用いて楽天証券では投資をしています。
●SBI証券と楽天証券のまとめ
ここまで2つの大手ネット証券でのクレカ積立について説明してきました。
他にもさまざまな証券会社がクレカ積立サービスを提供しています。
一見あまり違いがないように見えても、
年間積立額やカード利用額によっては大きな差となることがあります。
来月も同じように違う組み合わせについて説明していきたいと思います。
本日は以上です。
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