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【FP花園メルマガ】<2023年10月11日号> ここまで違う日本と海外の飲食価格

2023/10/12  【メルマガ一覧へ戻る

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おはようございます、宮本です。

先日、仕事で京都まで行きました。
京都駅に到着したのは18時位。

駅から宿泊するホテルまで徒歩で移動したのですが
西洋人、東洋人問わず海外からの観光客とおぼしき人がそこら中にいました。
(色々な言語の会話が聞こえてきました)

コンビニの外には外国人の旅行者グループとみられる人たちが、
店先に座り込んで店で購入したアルコール飲料をのみながら談笑しています。
  

普段自分が住んでいる町は観光地ではないので
海外旅行者と思える人は見かけませんが、人気観光地の地元住民の人たち
にしかわからない苦労があるんだろうな...

とそんな事を思いながらホテルまで歩いていました。

日本の文化の魅力以外に、
お金の側面から何故いま海外旅行者が増えているのか?ということで

「ここまで違う日本と海外の飲食価格」

というテーマでお伝えしたいと思います。


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ここまで違う日本と海外の飲食価格

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先日、テレビを見ていたら海外から来た旅行客が某テレビ局のインタビューに
答えていた内容が印象に残りました。

インタビュアー:日本に来ていかがですか?

訪日客 :治安も食事も最高で天国だ!

と言います。

治安は海外に比べて総じて良いということは納得です。

私は海外旅行から戻った時にはいつも感じるのですが
空港のレストランや他の飲食店に入っても日本の食事はやっぱり美味しい
という感じを持つ人は多いのではないでしょうか。

味付けが日本人の好みに合っているという事もあるかもしれませんが
食に対する繊細さがある一定以上のレベルにある様に覆います。

今回の記事のタイトルに戻りますが
食事の美味しさ以外にも、円安進行の影響で海外との価格差が大きく開きが
出ていますのでこれからいくつか見てみましょう。


●日本、中国、米国の回転ずしの価格帯

回転ずしチェーンのくら寿司の日本店1人当たりの客単価は1,300円~1,400円
だそうです。

これが中国になると1皿の基本価格は12元、1元を20円と換算すると1皿240円。
日本円に換算計算すると1人当たりの客単価は2,000円~2,600円と推定され、
日本のくら寿司の約2倍の客単価となります。

なので、中国からの旅行者にとっては半額でくら寿司の食事を楽しめるという
ことです。

次に米国です。

米国の1皿当たりの価格は3.15~3.75ドル位となり、1ドル150円で換算すると
1皿が470円~560円となります。

この価格帯の対象となる日本の一皿115円、165円と比較すると4~5倍の価格と
なります。
米国と日本ではメニューは異なりますが、4分の1から5分の1で同程度の品質の
食事がとれると考えれば訪日客が「天国だ!」と言うのも納得です。


●日本の平均年収と米国の平均年収は3.2倍

ここまで食事面の価格(回転寿司)を例に挙げてお伝えしましたが
日本と米国の平均賃金について触れておきたいと思います。

まず、日本の平均金賃金ですが国税庁の令和3年分民間給与実態統計調査に
よれば平均年収は443万円です。

この数値には正社員とそれ以外の雇用形態両方を含みます。

これに対して米国の平均年収は94,700ドル
1ドル150円で換算すると、平均年収は約1,420万円となります。

日本の平均年収と比較すると3.2倍です。

またくら寿司の話に戻って恐縮ですが、日本の平均年収の人が客単価
1,300円~1,400円の料金を払うものが、米国の平均年収の人が日本にやってきて
回転ずしで食事をとると感覚的には400円~440円くらいの費用感なんだと
思います。

● 円安の本当の怖さは...

ここまで、飲食の価格差の話をしました。
飲食であれば、食べてしまえば消えてしまいますが不動産や権利、資源権益だったら
どうでしょう。

考え方は同じです。

円安により投資先として日本の不動産や権利、資源権益が外国に渡ってしまったら
日本に住んでいても制約を受けることが出てくるかもしれません。

  この地域の水道は外資系資本の民間会社が管理を行っている。

というのが一般的になるかもしれません。

少し前までは

「水と安全はただ」

というのが日本の常識だったものがそれは過去の話。

なんていう日がそう遠くないうちに来るかもしれません。

 

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